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ラッキーバンクに行政処分勧告!? - ソーシャルレンディング研究誌

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ラッキーバンクに行政処分勧告!?

本日2/20、ラッキーバンクに行政処分勧告が出されました。

ラッキーバンク・インベストメント株式会社に対する検査結果に基づく勧告について

ラッキーバンクは高利回りの不動産担保案件で、
3年以上の返済実績もあったため、投資していた人も多いのではないかと思います。

簡単にまとめると、以下のような内容の勧告がありました。

重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為



(1)貸付先の審査につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為



・貸付先のX社が純利益や純資産を水増ししていたことを認識していた
・X社が手掛ける複数の不動産事業について事業期間が延長し、売却資金を得ることができず、その間は返済が困難な状況となっていたがファンドの募集を継続

(2)担保物件の評価につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為



・対外的に公表できない不動産価格をウェブサイト上に掲載した(正式な不動産鑑定評価ではない)

以上のような内容です。

尚、X社は田中 翔平 代表取締役の親族が経営する不動産事業を営む会社です。

私(サム)の考え



ラッキーバンクについては貸付先の違いを投資家が判断できる状況にはなっておらず、
殆ど同じ企業に貸し付けているのでは?という推測していた人もいましたが、
まさにそのような状況でした。
(といっても、虚偽の報告をしているわけではありませんし、ある程度は想定したうえで投資してました)

「事業期間が延長して返済が困難な状況」というのは、
正直、他の業者でも発生してしまっているのではないでしょうか。
募集当初は売却資金で返済する、と記載していて、リファイナンスを行ってる事業者結構ありますよね・・・。
これが問題になると、他の事業者も行政処分を受けそうな気がしてます。

不動産鑑定評価については、
「318本のうち252本」が正式な鑑定評価額ではないということですが、
「不動産鑑定士による調査を実施いたしました。」と記載があるのに正式なものではないのか、
「弊社鑑定評価額」と記載しているものを指摘しているのか、現時点ではわかりませんが、
「誤解を生ぜしめるべき表示」とあるので、多分後者のような気がします(虚偽の説明ではない)

ちなみに、最後に募集した第438号ローンファンドでは、
不動産鑑定評価の資料が掲載されておらず、
評価額の注意事項には
「※弊社調査価額は、事業仕様等から算出した収益価格等を標準に、積算価格、推定比準価格を参考として、景気の動向、本物件の市場性等を総合的に判断して求めた調査価額となります。従って、不動産鑑定評価基準に基づき算出された鑑定評価額とは異なります。」
といった記載がありました。

私の考えはあまりあてにはなりませんが、
ラッキーバンクに関しては、
X社の財務状況は気になりますが、
今回の勧告の内容でも担保が著しく低下しているとかいう記載はなく、
「返済ができない状況」の原因は「期間内に売却できなかったこと」としているため、
そこまで深刻な状況ではないのでは?と考えてます。
(昨年2月に証券取引監視委員会の検査に入った結果が今出たのなら、遅すぎですね・・・)


全文は以下の通りです。

1.勧告の内容

 関東財務局長がラッキーバンク・インベストメント株式会社(東京都中央区、法人番号3010001160426、代表取締役 田中 翔平(たなか しょうへい)、資本金2億円、常勤役職員6名、第二種金融商品取引業、以下「当社」という。)を検査した結果、下記のとおり、当該金融商品取引業者に係る問題が認められたので、本日、証券取引等監視委員会は、内閣総理大臣及び金融庁長官に対して、金融庁設置法第20条第1項の規定に基づき、行政処分を行うよう勧告した。

2.事実関係

 当社は、当社ウェブサイト及びウェブサイト内の会員ページにおいて、法人向けローンを出資対象事業とする匿名組合(以下「ファンド」という。)の出資持分の取得勧誘を行い、その出資金により貸付事業を行っている。貸付先のほとんどは、田中 翔平 代表取締役(以下「田中社長」という。)の親族が経営する不動産事業を営むX株式会社(以下「X社」という。)となっており、田中社長を含む取締役全員がX社における不動産事業の会議に参加し各事業の進捗状況等の報告を受けているほか、平成28年4月から同29年2月までの間においては、内部管理責任者である取締役をX社の不動産事業部に兼務させるなど、当社とX社は密接な関係の中業務を行っている(平成29年8月末現在、償還期限が到来していないファンドは、185本、出資金約62億円)。

 当社を検査した結果、ファンド出資持分の取得勧誘に関して下記の問題が認められた。

○ 金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為

(1)貸付先の審査につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
  当社は、ウェブサイト上で公表している取引約款等において、貸付事業に係る貸付先の選定に関し、「借入人から借入れの申し込みがなされた場合には、あらかじめ当社が定める内規に従い審査を行い、当社が適当と判断する申込みについて、ファンドの募集手続に付す。」旨を、また、広告サイトにおいて、「当社は、借入申込者の信用力を厳密に評価します。提出書類(決算書・事業計画書・収支計画書など)に基づき融資の可否を判断します。」旨を表示しているが、当社の貸付審査の状況を検証したところ、X社より提出された財務諸表において、売却契約の締結に至っていない物件を売上に計上するなどして、純利益や純資産が水増しされているにもかかわらず、これを看過していたほか、X社が手掛ける複数の不動産事業について事業期間が延長となる事態が発生し、この間、X社は売却資金を得られず、平成29年3月以降に償還期日を迎えるファンドに係る借入金の返済が困難な状況となっていることを認識したにもかかわらず、その後もX社を貸付対象先とするファンドの募集を継続している。
 以上のとおり、当社のウェブサイト上等の表示は、一般の出資者が読んだ場合、当社において、貸付先の信用力を評価するための具体的かつ客観的な内部基準に従った審査が行われるなど、慎重な手続によって貸付先の審査が行われているとの認識を与えやすいと考えられるところ、当社においては、上記のとおり、慎重な手続によって貸付先の審査が行われているとは認められない状況にあり、出資者の投資判断に重大な影響を及ぼすと認められる貸付先の審査について、あたかも、慎重な手続きによって行われているかのような誤解を生ぜしめるべき表示を行ったと認められる。

(2)担保物件の評価につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
  当社は、X社が保有する不動産に担保を設定して、X社への貸付けを行っているファンド318本のうち252本について、「不動産価格調査報告書」を当社ウェブサイト上の募集要領に掲載しているが、当該報告書は、正式な不動産鑑定評価を行った上で作成されたものではなく、対外的に公表できない不動産価格をウェブサイト上に掲載し、ファンド出資持分の募集を行っている。
 以上のとおり、当社は、出資者の投資判断に重大な影響を及ぼすと認められる担保評価について、誤解を生ぜしめるべき表示を行ったと認められる。

 当社の上記2.⑴及び⑵の行為は、金融商品取引法第38条第8号(平成26年5月30日法律第44号による改正前は同条第7号)に基づく金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第1項第2号に規定する「金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、虚偽の表示をし、又は重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為」に該当するものと認められる。

(参考条文)

○ 金融商品取引法(昭和23年法律第25号)(抄)

(禁止行為)
第三十八条 金融商品取引業者等又はその役員若しくは使用人は、次に掲げる行為をしてはならない。ただし、第四号から第六号までに掲げる行為にあつては、投資者の保護に欠け、取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれのないものとして内閣府令で定めるものを除く。
一 ~ 七 (略)
 八 前各号に掲げるもののほか、投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるものとして内閣府令で定める行為

○ 金融商品取引業等に関する内閣府令(平成19年内閣府令第52号)(抄)

(禁止行為)
第百十七条 法第三十八条第八号に規定する内閣府令で定める行為は、次に掲げる行為とする。。
一 (略)
 二 金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、虚偽の表示をし、又は重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
(以下、略)



尚、私は最近すぐ埋まって投資できないので追加投資はしばらく行っていませんが、
100万円ほど投資中です。

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