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【クラウドクレジット】ペルー案件は一安心

最近あまり更新はしていませんが、
ソーシャルレンディングはバリバリ継続しています。

クラウドクレジットの近況について。

思わぬ利益が出た案件


思わぬ利益が出た案件は、
ジョージアマイクロローン事業者ファンド1号
です。

ドル円が105円切った時に募集していたため、珍しく為替ヘッジなしを選択してみましたが、
見事に成功し、
募集時期待利回り:10.4%
が、
ファンドの実現利回り:16.6%
となかなかの利回りとなりました。

cc20171004.png

為替ヘッジにしては、10万円と多めに投資してました。

為替ヘッジなしは円安になると大きな利益が見込める一方で、
円高になるとファンドは利益を出していても投資家に戻ってくるお金は元本割れする可能性もあるため、
リスクは高いです。

【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド1号
は、利回り37.9%と驚異的な結果となってました。
ルーブルは変動も大きいので、為替相場だけでもハイリスクハイリターンですね。

私は【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド4号に2万円だけ投資してますが、
償還日が2018年4月なので、全く安心できませんね^^;

リスクを抑えたい場合は為替ヘッジ「あり」を選択するのが無難です。
今は何かあると円が買われて円高になりやすいですが、
大幅な円安になる可能性もあるため、
円安ヘッジのために為替ヘッジ「なし」を選択する方法もあると思います。
外貨投資するなら、(クラウドクレジットの運用が上手くいく限りは)為替ヘッジなしで継続して運用するのも一つの手ですね。
但し、償還時は一旦円に換えられるため、再投資までの間に為替相場が動いたりすると、
思ったような運用にならないこともあります。
せっかく為替ヘッジなしがあるなら、外貨のまま投資したいですね・・・。

ペルー案件



順調だったペルーの案件ですが、
投資実行できないという連絡が入ってました。

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本日、ペルー小口債務者支援プロジェクト46号及び、【ソル建て】ペルー小口債務者支援プロジェクトII2号にご投資いただきましたお客様にお知らせがございます。

上記、2つのファンドにつきまして、お客様にご案内していた内容にて投資実行ができないことが判明いたしました。
そのため、該当の2つのファンドを不成立とさせていただきましたことをご報告申し上げます。

ご投資いただきました投資資金は2017年9月28日中にお客様の預託金口座へ返金させていただく予定となっております。

また、不成立の詳細に関しましては別途詳細をご報告させていただきます。

お客様には、本件措置によりご迷惑をおかけいたしましたことをあらためて心よりお詫び申し上げます。

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連絡が入ったのは9/27ですが、
それから1週間連絡がなく・・・もしや何か不正でもあったのか!?
と不安に思ってましたが、
10/6に詳細報告があり、
・ペルーの税制変更の認識誤りで、提示した利回りでの提供ができない
・既存のファンドは元の提示した利回りとなる(3月以降の増えた分配金が今後の分配金で調整)
という内容でした。

利回り低下は残念ですが、
元の利回りに戻っただけですし、
ファンド自体には問題がなかったということで安心しました。

クラウドクレジットのペルー案件には結構な金額を投資しているため、
ファンド自体に問題があって不成立となっていたら、
冷や汗ものでした。


クラウドクレジットは高利回りですが、
その分リスクも高く、想定通りの利回りにならなかったり、元本割れの可能性があるファンドも出てきてます。
ペルー案件は順調ですが、カメルーン案件は契約延長の案件が多い状態です。
ただ、元本を全て毀損するわけではなく、殆どは返ってきてますので、
前向きに考えると、リスクが高い割には、大事にはなっていない、と考えることもできます。

私が投資しているカメルーン案件は、以下のような状況です。
1.【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト1号
投資額:500,000
元本償還額:351,284
利益(税引き前):52,575
出資金残高:148,716

返済がなかった場合の損失率:19.2%
※(投資額-元本償還額+利益(税引き前))÷投資額

2.【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト2号
投資額:400,000
元本償還額:391,555
利益(税引き前):28,694
出資金残高:8,445

返済がなかった場合の損失率:0%
※利益も含めると元本分は戻ってきてます

3.【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト3号
投資額:300,000
元本償還額:274,516
利益(税引き前):18,722
出資金残高:25,484

返済がなかった場合の損失率:2.3%

3.【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト5号
投資額:200,000
元本償還額:188,693
利益(税引き前):12,787
出資金残高:11,307

返済がなかった場合の損失率:0%
※税引き前ベースでは、利益も含めると元本分は戻ってきてます

4.【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト6号
投資額:500,000
元本償還額:500,000
利益(税引き前):35,923
出資金残高:0

返済がなかった場合の損失率:0%
※満額戻ってきて利益が出ています。

5.その他
【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト8~10号
延滞が発生してからの案件ですが、
担保あるし大丈夫だろう、と甘く見て投資してました。
心配ですね・・・。


こうしてみると、今のところは、1号案件の延滞率は高いものの、
他の案件は大部分は戻ってきています。
今後カメルーン案件が復活しても、
担保が機能して回収できない限りは、投資する人は稀かもしれません。
しっかり回収できて復活した場合は、再度投資するかもしれませんが、
延滞中は為替ヘッジなしになりますので、
為替リスクを負うことになり、当初の主旨(為替リスクほぼなし)と変わってくるため、考える必要はありそうです。

クラウドクレジットには今後も引き続き頑張ってもらいたいですが、
延滞案件の回収もしっかり進むことを願います。

みんなのクレジットへ問い合わせ

(進捗があったので)少し期間をおいて2回問い合わせた内容を纏めて共有します。

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Q1.(8/22)
融資先で仮差押えがあり、8月分も弁済の目途が立っていないとのことですが、
融資先グループ全てで仮差押えが発生したのでしょうか?仮差押えが発生していない会社については、
弁済可能と思いますが、1社からも弁済がないのは何故でしょうか?
(どの範囲まで(会社代表個人も含めるのか)仮差し押さえされているのでしょうか?)

A1.
融資先においては、そのグループ会社の資金管理も一括して本部で行っておりました(旧体制における弊社は別勘定)。
もちろん法人格は別ですが、グループ管理体制を採用することでコストダウンや効率性向上を図っており、そこに目掛けて今回の一部投資家の法的行動が行われました。
融資先においては、これは個別会社に行われた事象ではなく、グループ全体に対して行われた(悪影響があった)という認識で、今回の調停についても、その対象はグループ会社すべてとなっています。

Q2.(8/22)
予定されていた資金調達に乱れが生じているようですが、一括での弁済ができなくとも、弁済の意思があれば、少しずつ弁済することは可能と思いますが、
全く弁済されないのは何故でしょうか?

A2.
融資先からの弁済については、現在調停に合意が得られるまでの間停止しております。
「弁済の意思」は、一部投資家の直接行動が発生し決済や調達に著しい影響が発生した中でも、金利分(投資家様にとっては配当分)はなんとか工面した、という形で
実行がなされたことにより、十分ではないまでもその意思の存在は現時点では確認された、と認識しております。
しかしながらこの状態が長きに渡ることは勿論正常な状態ではなく、そのために民事裁判によらない調停を選択し、法的拘束力のある妥結を早期に図る手段を取っています。

Q3.(8/22)
一括での弁済は難しいように思いますが、例えば9月末に一部弁済があった場合、投資家への配分はどのようになりますか?
(償還日が早い7月末償還分から順に配分されるのか、7~9月償還分に均等配分されるのか、それとも全投資家で投資金額に応じて均等配分されるのか)

A3.
融資先からの弁済については、まず融資先から弊社への弁済が行われ、そこから投資家様への配当や償還が行われます。
そして、融資先から弊社への弁済方法についてが調停の対象になっており、その妥結内容に準じた形での投資家様への弁済と なります。
その内容については、本日現在で確定しておらず、ご質問に明確に「こういう形になります」というお答えが残念ながら出来かねます。
原則的立場は「投資家の皆様の公平性を損なわない」ことが重要で、それを満たさない妥結は行えません。

Q4.(8/22)
以前メールであった「融資先の売上管理や融資管理等全般を把握する体制」はどの程度整っているのでしょうか?

A4.
弊社から融資先に役員を派遣し、融資先グループすべての資産・資金管理体制の構築を既に実行しています。

Q5・6.(8/31)
7月償還予定(延滞中)の案件は8月に分配金(利息)の支払いがありませんが、
延滞案件については分配金も支払われないのでしょうか?
融資先が分割返済を求めているとのことですが、期間はどれくらいになりますか?

A5・6.
分割返済の期間、延滞案件の遅延損害金や分配返済になった場合の金利に関しましては、調停内容に含まれており
調停成立後にご投資家様へお知らせを致します。

Q7.(8/31)
返済できない理由の一つとして、信用不安が起こったこともあるようですが、
信用不安が起こっているのに、分割だと返済できる根拠は何でしょうか?

A7.
分割返済につきましては、調停申立書にて融資先より申し出がありました内容に対し、
弊社は今後の調停期日に向けて、その妥当性や実現性を精査してまいります。
弊社の第一優先順位は、投資家様の資金を棄損しないことでございますので、
それをクリアして初めて、分割返済という手段も選択肢として含まれることは事実でございます。

Q8.(8/31)
ブルーウォールジャパンのサイトに、順調であれば9月から返済を開始するというお知らせが載っていましたが
(現在は削除されています) 御社が納得できる内容の調停申立書だったのでしょうか?

A8.
9月20日の調停期日に係る情報となります為、8月28日にお送りいたしましたメールの内容が
現在公開できるもの全てとなります。ご了承ください。

Q9.(8/31)
マイページから確認できる運用状況はいつ更新されますか?

A9.
運用詳細の更新におきましては、まだ詳しい日程は決まってはおりませんが、
新しい情報に更新いたしましたら、お客様へご連絡させていただきます。

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調停が終わるまでは、ほぼ答えられません、ということですね。
当然ではありますが・・・。

このまま長引いて資金が枯渇する前に、少しは返済してもらいたいですね。

新規の業者に投資

更新は停滞していますが、投資は継続しています。

新規の業者で、
Pocket Fundingに30万円
LENDEXに32万円
投資してみました。

・Pocket Funding
pocket20170831.png

・LENDEX
lendex20170831.png

Pocket Fundingはキャンペーン狙いです。

LENDEXは
・抵当権が第1順位
・東急リバブルの評価付
・評価額に対して貸付金額が40%
ということで、案件だけ見れば安全だろうと投資してみました。
代表取締役の筧 悦生は、
清和監査法人の元理事長で、過去に行政処分を受けていたのは気になりますが・・・。
すぐに変なことにはならないだろう、とちょっとだけ投資。


Pocket Fundingは振込みして反映されるのが翌営業日、
LENDEXは振込直後に反映と、
すぐに投資できる環境としてはLENDEXの方が整っていました。

正直、Pocket Fundingは現在のところ案件としての魅力は低いので、
完済後は出金してしまうかもしれません。

LENDEXは利回りも高く、担保もあって魅力的な案件がありますが、
(過去の行政処分から察すると)順調に回り出した時に審査が甘くなりそうな気がしてます。

【maneo】債権回収の続報:元本全額償還の可能性が高まる!?

maneoからは2週間に1回のペースで債権回収の連絡がありますが、
あまり進捗もないため、ブログでは記事にしていませんでした。

8/17(木)に大きな進捗がありましたので、
情報共有します。
※既にmaneoの代表取締役である瀧本氏のブログで触れられていますが

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1.経過

2017年8月2日付ご報告以降の回収状況は以下のとおりです。


「債務者所有不動産の換価処分」

前回のご報告で数社の購入検討者がいることをお伝えしましたが、
その候補者の中で一番高い金額で検討していた法人から購入申込書が提出されました。
この申込金額で売却された場合には、
貸付元本全額、延滞発生日までの利息全額及び遅延損害金の一部の回収が見込まれます。
金額の引き上げも目指してきましたが、これ以上、値上げ交渉を継続しますと、
この購入申込自体が取り下げられてしまうことも予想されましたので、
提示された金額で応じることが妥当であろうと判断しております。
現在、破産管財人、先順位担保権者(金融機関)との調整を図っているところであり、
9月末日での回収を目標に動いております。


2.今後の対応

売買契約締結までには複数の関係者との調整を要します。慎重に交渉を進めると共に、
仲介会社にはバックアップとしての売却活動も継続してもらうよう促します。


3.今後の状況報告

物件販売状況を中心にご報告致します。
進展の如何にかかわらず9月1日(金)頃を目途に次回のご報告を致します。


投資家の皆様におかれましては、ご心配とご迷惑をお掛けいたしておりますが、
引き続き回収業務に全力を尽くしますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

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銀行が先順位で回収するため、
元本は半分も戻ればよい方、3割でまずまず、1割くらいになる可能性もあるかな?
と考えていましたが、
サプライズの元本全額回収の可能性が高まりました。

売却が完了しないと確定はしませんが、
法人から購入申込書が提出されたということで、
かなり可能性は高いと思います。

遅延損害金は一部の回収になってしまいますが、
元本全額償還されるだけでも、十分な結果です!

様々な回収方法を試みたり、不動産売却に関しても何らかの手助けを行っていたと思いますので、
maneoの回収能力に助けられました。

(利回りや担保価値では魅力が低下していますが)
案件の安全性では、maneoがダントツの実績ですね。

817億円の成立ローンでデフォルト未だなし、というのは貸金業では
なかなかないのではないでしょうか?

いつかデフォルト案件が発生するはずですが、
これだけ実績があれば、投資家離れは起こりませんね。

今後もmaneoには業界をリードして行ってほしいです。

みんなのクレジットに運用状況など問い合わせ

既に皆さんご存知のように、みんなのクレジットは貸金業として業務停止となりました。
貸金業法に基づく行政処分について

この時期に業務停止にするなよ!!と東京都に言いたいところですが、
お役所仕事は融通が利きませんので、致し方なしか、と・・・。

この辺の詳しい情報は他のブロガーにお任せするとして、
皆があまり気にしていないようだけど、
個人的には気になる点について、みんなのクレジットに問い合わせてみました。

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Q1. 6/20現在の運用状況は確認できますが、その後の状況は更新されないのでしょうか?

A1. 運用状況の更新に関しましては、次回は8月末を予定としております。


Q2. 担保は融資先に応じて共通のようですが、償還が進むにつれて、
(貸付総残高が減るため)保全率は上がっていく、と考えてよろしいでしょうか?

A2. 保全率に関しましては、償還しましたローンファンドにかかっていた保全が、
現在運用中のローンファンドに移りますので、考え方と致しましてはお間違いはございません。


Q3. 融資金の償還は、差し押さえられていない分は先に償還できると思いますが、
何故 裁判外紛争解決手続きによる調停に合意するまで全額償還されないのでしょうか?

A3. 7月30日(日)にメールにてお知らせをさせていただきました通り、
一部の投資家様(23名)が弊社融資先に対して直接的回収行動に入られたため、
融資先における不動産売買決済や融資が一時停止した状態になっております。
それを受け、31日以降に融資先会社とみんなのクレジットの間で
裁判外紛争解決手続き(ADR)を開始いたしました。


Q4. 直接的回収に入った投資家について、規約違反だと思いますが、何らかの法的対応を行う予定はありますか?

A4. 23名の行動によって決済業務に著しい支障を来たし、結果返済にも影響が生じたことにより、
融資先より23名に対して、法的なアクションを実行する段取りを整えている、とのことです。

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Q1は、信憑性はともかく、
6月から更新しないのでは、殆ど意味がありませんので、問い合わせてみました。
7月末は償還されてないので更新しようがないのでしょうけど・・・。

Q2の保全率もどれだけあてになるかは分かりませんが、
実際に担保が取れていれば、
償還が進むに連れて、保全率は高まるようなので、
みんなのクレジットが真面目にやってくれていれば、
少しずつ保全率が高まってきます。
(土地だけの物件が担保になっていた理由が何となく分かりました)

Q3は回答になってないですね・・・。

Q4は直接取立てとか、匿名組合で
そもそもやって大丈夫なのか?ということが気になっており、
逆に訴訟されたりしなければ、次々に取り立てが起こるだろうな、と思って質問してみました。
対応可能かどうかは別として、みんなのクレジットに取り立てするのはまだ理解できますが、
直接融資先に取り立てすることは無理なのでは?
というより、制度を改めない限り、できない、という結論でなければ、
今後のソーシャルレンディング業界にとってはあまりよくない結果(借り手を保護するため、益々匿名性を高める)となりますので、
23名の投資家には悪いですが、すんなりいかない方が業界的には良いと思います。
一方で、業者に問題がある場合に、投資家が対応できる何らかの制度は必要だと思います。

現状は業者に問題がある場合は、何もできませんからね・・・。

話しをまとめられていませんが、
まずは情報共有まで。