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ソーシャルレンディング研究誌

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【グリーンインフラレンディング】回収に向けて売却以外の動きがあるのか?

グリーンインフラレンディングについて、
過去にも取り上げましたが、
【第3弾】100億円突破記念ローンファンド
は連帯保証付きの案件です。

参考:【第3弾】100億円突破記念ローンファンド(第1次募集)

連帯保証付きであれば、設備の売却に関わらず、
連帯保証人に請求を行って返済してもらうことが可能だと思いますので、
(また、そうあるべきはずですので)
maneoマーケットに何度か問い合わせを行っておりました。(まともな回答は頂けていませんが・・・)

その際の回答内容について気になる文章がありましたので紹介します。

Q. 【第3弾】100億円突破記念ローンファンド」について、延滞が発生したため、連帯保証人NAに請求を行っていると思いますが、
状況を説明お願いします。
案件の売却とは異なり、回収状況の説明をすることは可能ではないでしょうか?


A.ご満足のいく回答ができておらず大変申し訳ございません。
本件につきましては、回収に向けて、主債務者が資金調達に動いており
状況の進展はございますが、お伝え可能となる事項につきましては、
今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。



資金調達に動いている、ということは、売却以外の方法でも資金調達の可能性があるということでしょうか?
また、状況の進展はあるようなので、少し期待はできるのでしょうか?

一方で、メールの最後には以下のような説明もありました。

グリーンインフラレンディング社及び最終貸付事業者には再三にわたり情報の開示を請求致しております。
最終貸付事業者の売却交渉過程、返済計画につきましても再三にわたり開示請求を致しております。
上記と重複する回答になり大変恐縮ではございますが、
公表すべき事実がございましたら、速やかに公表をさせて頂きます。



実際の状況は分かりませんが、
上記の文章だけ読むと、
maneoマーケットからGILやJCサービスに情報開示を請求しているが、
回答を得られていない、というようにも読み取れてしまいます。
(請求している、という事実だけ投資家に回答可能なので上記の文章になっているのかもしれませんが)

前者の内容では少し期待できそうですが、
後者の内容ではmaneoマーケットとJCサービスの連携に問題がありそうな説明となっており、
不安な内容となっています。


本来のメールの主旨であった連帯保証についての回答はなかったため、
連帯保証人に対して請求は行っていないものと思います。
売却の見込みがあるから請求していないのかもしれませんが、
案件に連帯保証と記載がある限り、
延滞が確定した時点で(期失となった時点で)、
連帯保証人への請求も行うのが筋ではないでしょうか。

※尚、残念ながら?連帯保証人付きの案件への私の投資額はあまり高くありませんので、この案件だけ回収できてもあまり喜べません・・・。

延滞の被弾状況

みんなのクレジット、ラッキーバンク、グリーンインフラレンディングに続き、
ガイアファンディング、キャッシュフローファイナンスでも延滞が発生しました。

みんなのクレジットは別次元の問題ですが、
金融庁の監査が起因で借り換えが難しくなり、
次々に延滞が発生してしまっています。

今から振り返ると、みんなのクレジットの件があったときから、
こうなることを想定しておくべきだったのかもしれません。

ソーシャルレンディングの借り手は、
銀行から借りられない企業(開業して間もないなど)や、
すぐに資金調達が必要な企業(銀行の融資は時間がかかるため)です。
金融庁という厳格な組織から見れば、
そんな企業に投資家から資金を集めて融資するというのは
許容できないことなのかもしれません。

それでは、被弾状況を。

1. グリーンインフラレンディング


延滞額:26,050,000円

gil20181007.png

金融庁の監査がなければ、もう少し売却は上手く進んでいたのでは?と思いますが・・・。
この金額がデフォルトすることを許容できるほどの人間ではないです。
上手く売却できるといいですが・・・(様々なブロガーの情報を読むと、厳しい状況を伝えるものもありますね)
2019年から少し投資額を減らし、2020年には利益だけで運用を、と考えてましたが、
金融庁の監査でやられるのは想定外でした。

2. みんなのクレジット


被害額:2,514,233円

mcredit20181007.png

債権譲渡が完了したため、どうやっても返ってこないのでしょう。
みんなのクレジットも投資額を減らそうとしていた矢先に、金融庁の監査でやられてます・・・。
ここは金融庁の監査が入らなければ、他の投資家含めた被害額はもっと増えていたので
早めに監査が入ってよかったのかもしれません。
気になるのは、元本の返済ができなくなった時期に訴訟した人たちには、
仮(?)差し押さえしてますので、勝訴すれば計数億円程度戻ってくることでしょうか。
個人的には差し押さえがなければ被害額はもっと抑えられたんですけどね・・・。
今後、何か起これば早く差し押さえした者勝ちになってしまいそうです。

3. キャッシュフローファイナンス


投資額:4,850,000円(延滞額:0円)

cf20181007.png


幸い、現在延滞しているファンドには投資していませんが、
借り換えが難しくなっている状況のようですので、
元々借り換えを想定しているキャッシュフローファイナンスの案件は、
非常に危険な状況です。
※現在延滞しているファンドは、初期の募集では投資してました
今回延滞しているテクノロジーファンド、ECOファンドはどちらも新事業でリスクは高い案件です。
CFFは回収できる可能性が高いと考えているようですので、
無事に回収できることを祈ります。

4. ガイアファンディング


投資額:130,000円(延滞額:0円)

gaia20181007.png

こちらは米国不動産のバブル崩壊を懸念して、
投資額を控えていたことが幸いし、延滞した案件は投資した案件ではありませんでした。
ガイアファンディングの説明を読む限り、
契約が締結済みで頭金の入金もあるということですので、
(突然リーマンショックのようなことにならなければ)返ってきますね。
以前だったら借り換えで対応できていたはずですが、
GILの件で借り換えができなかったのでしょう・・・。

5. ラッキーバンク


投資額:0円

上手く回避したわけではなく、
人気ですぐに成立してしまい、投資ができなかったので救われました。
元々LTV90%超で元本毀損リスクも高い案件でしたので、
問題が起こって担保を売却して損失が出ても、ある程度仕方がないと思います。
中にはコンバージョンを行う案件もあり、この場合は実際の売却額は当初評価額よりさらに低くなると思います。

総括


延滞、デフォルトを合わせると
28,564,233円です。
(別途、クラウドクレジットのカメルーン案件もありますね^^;)

maneoファミリーの延滞が次々に起こっているのは、
maneoマーケットの審査が厳しくなったと考えることはできます。
しかし、CFFでは、GILの問題が起こった後に募集した案件で、
運用期間2カ月の案件ですら延滞が起こっていますので、
今maneoファミリーで募集している案件は審査が厳格になったから安全だ、
と考えるのはやめておいた方がよいでしょう。

私はソーシャルレンディングへの投資は今後も継続しますが、
投資額は抑え、
しばらくは担保がしっかりあるか、
LCレンディングのように上場企業の保証がある案件中心に投資する予定です。
今後何十年と投資することを考えれば、
1,2年程度様子見しても、損失を拡大させないことを優先した方がよい、という判断です。

【maneo】BM社とBY社の延滞について経営者からの謝罪動画

maneoのBM社とBY社の延滞について少し動きがありました。

ラーメン店のため、夏場は売上が減り、
5月までは50万円/月の返済でしたが、
6~7月は2か月で75万円、
8月は25万円と半減しています。

maneoマーケットからは、2週間毎に状況の報告があり、
しっかり対応しているという印象を持っています。

GILの件は当局の指導が影響して対応に不満がありますが・・・
その他の対応は素晴らしいと思います。


直近では8/22に状況報告がありましたが、
昨日8/29にまたメールがありました。
1週間間隔でメールが届くのは早いですし、
メールの件名もいつもと違うので何だろな?と思って読んでみたところ、
以下のような内容でした。(一部抜粋)

本日は、経営者から投資家の皆様にメッセージがございまして、動画にてお伝えさせていただきます。

動画はこのメール配信より、48時間限定での公開とさせていただきます。
投資家の皆様には、動画をブログや掲示板に転載しないことをお願いいたします。
今後も動画配信は継続して行っていく予定ですが、万一転載等が行われた場合、今後の配信が困難になってしまうことをご理解願います。



経営者からのメッセージ動画が(48時間限定で)公開されました。
※メールには動画のURLも記載がありますが、公開不可のためここでは載せません。

内容は、経営者からの謝罪でした。

個人的には、
匿名化で借り手の情報は一切出す必要がない中、
顔出しで謝罪されたことについて、好感を持ちました。

延滞は事業が上手くいかなかったことが原因のため、
今後の返済計画を提示することは難しいと思いますし、
今は少額でも返済できる分を返済することしかできないと思います。

資金繰りが厳しい中、少額でも返済を継続していること
顔出しで謝罪されたことで
借り手は誠意ある対応を行っていると感じています。

本案件はmaneoの虎の案件であり、
デフォルトする可能性は非常に高いという認識で投資したため、
仮にデフォルトに陥っても、やっぱりリスクは高かったかぁ、程度の感想で、
経営者を責めるつもりはありません。

ラーメン業界は競争が激しい業界で大変ですが、
経営者には立て直しを頑張ってもらいたいです。

※念のため、maneoマーケットに本件をブログに載せてよいか確認してから記事を作成しています。
 (動画を載せなければ紹介しても問題ないという回答でした)

【グリーンインフラレンディング】返済遅延と連帯保証付き案件についての訂正

皆さんご存知のように、グリーンインフラレンディングで延滞が発生しました。
7月末は10億強の償還予定で、供託されれば未返済額の10%程度となるため、
また、JCサービスでは7月の返済は問題ないとお知らせでも明記していたため、
多少は元本が戻ってくるかなぁ、と僅かに期待していましたが、
借り手の言うことは信用できないということを改めて認識しました。

一日も早く、投資家の皆様に安心していただけますよう、
今後も案件売却及び返金につきましては maneo マーケット株式会社と協力してまいります。
なお、当月末の返済は遅滞なく行う予定です。


引用元:ファンド資金の返済について

GIL投資家向け説明会に中久保氏が出席していないことも気になりますので。
(返せる見込みがない、返す気がないから出られないのでは?と考えてしまいます)

maneoマーケットのGIL投資家向け説明会で、
瀧本氏が6月末返済(7月償還・分配)されたことに驚いていたことから、
財務状況は相当悪く、7月末は無理なんじゃないか?と薄々感じてはいましたが、
その通りとなってしまいました。

Q:JCサービスは売却までに資金繰りができなくなり、倒産した場合、投資家の資金が毀損するのが一番怖い。
 maneoマーケットに対して、訴訟合戦になる。
 今後前向きな行動をしなければならないのでは。
 maneoに代わってJCサービスにつなぎ融資をするような業者を見つけるような努力をしているのか。

A:やっていない。それを行うことにより投資家の資金が毀損する可能性もある。
プロの業者により、今担保になっていないものをすべて担保に取られるかも知れない。
甲社としてもそうした業者は知っているはず。
7月分が全額返済されたことは個人的にすごいと思った。


引用元:2018/7/18 グリーンインフラレンディング投資家向け説明会(maneoマーケット社主催)に参加しました(けにごろうさんのブログ)


【グリーンインフラレンディング】連帯保証付きの案件はどうなるのか?の内容ですが、
保証付き案件に対する返信が誤っていましたので以下に掲載します。
※保証付き案件の問い合わせ前に問い合わせた内容に対する返信でした。

本件につきましては、7月11日に分配すべき利息に含まれており、
最終資金需要者の事業者Aからの利息につきましては、
現在グリーンインフラレンディング社において供託をされております。

表示上の期失ではございますが、
事業者Aにおかれましては利息の支払いを済ませている状況でもあり、
連帯保証人NAに対しての請求は行えない状況にございます。

これまでに公表させていただいておりますように分配の留保解除の当否を判断するべく、
鋭意グリーンインフラレ ンディング社及び最終貸付先企業に対する要請や指導等を行っており、時間を要しております。



表示上は期失だけど、利息は支払われたから期失ではない、という回答です。
これを受けて、以下を再度問い合わせ中です。
・何故期失表示なのか?
・実際に期失になったら直ちに連帯保証人に返済を要求するのか?

問い合わせ後に返済遅延が発生しましたので、
連帯保証付案件については、連帯保証人に返済を要求する物と思われます。

【グリーンインフラレンディング】連帯保証付きの案件はどうなるのか?

7/18のmaneoマーケット主催のグリーンインフラレンディング投資家向け説明会については、
けにごろうさん、しろくまさんが記事にして下さっています。

2018/7/18 グリーンインフラレンディング投資家向け説明会(maneoマーケット社主催)に参加しました(けにごろうさん)
グリーンインフラレンディングの投資家説明会に参加してきました(しろくまさん)

私の所感は後日記事にしようと思いますが、
案件を振り返っていて気になる案件がありました。

それは、
連帯保証付きの案件
です。

私が投資した案件では、以下の案件が該当します。
【第3弾】100億円突破記念ローンファンド(第6次募集)

◆保全
事業者がNA、NB、NCが保有する事業者Mの持分(計90%)に対する質権設定

(評価額4.95億円)

事業者NAが債務の全額を連帯保証




全案件が期失となっているため、
上記案件も即時完済が必要な状況です。
そのため、JCサービスが返済できないのであれば、
連帯保証人の事業者NAが返済する義務が生じています。

この件について、グリーンインフラレンディングに問い合わせていました。


Q. 【第3弾】100億円突破記念ローンファンド
は「事業者NAが債務の全額を連帯保証」と記載があります。

現在全ての案件が期失となっているため、
本案件は事業者NAが連帯保証で保証する必要があると思いますが、
連帯保証による返済手続きは進んでいるのでしょうか?


A. 大変お世話になっております。
平素より、当サイトをご利用頂き、誠にありがとうございます。

頂戴しましたメールへのご回答が遅れておりますことを心よりお詫び申し上げます。

グリーンインフラレンディング及びその親会社JCサービスに関する個別の報道につきましては
誠に申し訳ございませんが、ご回答することは差し控えさせて頂いております。

また、個別のファンドの運用状況については、ご回答を控えさせていただいております。
対象となる投資家の皆様には定期的に個別にメールにて状況を報告させていただきます。

公表すべき事実につきましては速やかにグリーンインフラレンディング社ないし
maneoマーケット社のホームページで公表させていただきます。

その他のご質問につきましても「ファンドの募集停止」( https://www.greeninfra.jp/help/ )
にて回答できる内容に留めざるを得ない状況でございます。大変心苦しく存じますが、
上記にてご回答と代えさせて頂きたく何卒ご理解の程お願い申し上げます。



今は何を聞いても答えてもらえないようです。
連帯保証は名ばかりのものになるのでしょうか。

※上記返信は別の問い合わせに対する返信だったようです。
 連帯保証についての返信は返済遅延と連帯保証付き案件についての訂正をご覧ください。(2018/8/6追記)