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【maneo】債権回収の続報:元本全額償還の可能性が高まる!?

maneoからは2週間に1回のペースで債権回収の連絡がありますが、
あまり進捗もないため、ブログでは記事にしていませんでした。

8/17(木)に大きな進捗がありましたので、
情報共有します。
※既にmaneoの代表取締役である瀧本氏のブログで触れられていますが

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1.経過

2017年8月2日付ご報告以降の回収状況は以下のとおりです。


「債務者所有不動産の換価処分」

前回のご報告で数社の購入検討者がいることをお伝えしましたが、
その候補者の中で一番高い金額で検討していた法人から購入申込書が提出されました。
この申込金額で売却された場合には、
貸付元本全額、延滞発生日までの利息全額及び遅延損害金の一部の回収が見込まれます。
金額の引き上げも目指してきましたが、これ以上、値上げ交渉を継続しますと、
この購入申込自体が取り下げられてしまうことも予想されましたので、
提示された金額で応じることが妥当であろうと判断しております。
現在、破産管財人、先順位担保権者(金融機関)との調整を図っているところであり、
9月末日での回収を目標に動いております。


2.今後の対応

売買契約締結までには複数の関係者との調整を要します。慎重に交渉を進めると共に、
仲介会社にはバックアップとしての売却活動も継続してもらうよう促します。


3.今後の状況報告

物件販売状況を中心にご報告致します。
進展の如何にかかわらず9月1日(金)頃を目途に次回のご報告を致します。


投資家の皆様におかれましては、ご心配とご迷惑をお掛けいたしておりますが、
引き続き回収業務に全力を尽くしますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

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銀行が先順位で回収するため、
元本は半分も戻ればよい方、3割でまずまず、1割くらいになる可能性もあるかな?
と考えていましたが、
サプライズの元本全額回収の可能性が高まりました。

売却が完了しないと確定はしませんが、
法人から購入申込書が提出されたということで、
かなり可能性は高いと思います。

遅延損害金は一部の回収になってしまいますが、
元本全額償還されるだけでも、十分な結果です!

様々な回収方法を試みたり、不動産売却に関しても何らかの手助けを行っていたと思いますので、
maneoの回収能力に助けられました。

(利回りや担保価値では魅力が低下していますが)
案件の安全性では、maneoがダントツの実績ですね。

817億円の成立ローンでデフォルト未だなし、というのは貸金業では
なかなかないのではないでしょうか?

いつかデフォルト案件が発生するはずですが、
これだけ実績があれば、投資家離れは起こりませんね。

今後もmaneoには業界をリードして行ってほしいです。

みんなのクレジットに運用状況など問い合わせ

既に皆さんご存知のように、みんなのクレジットは貸金業として業務停止となりました。
貸金業法に基づく行政処分について

この時期に業務停止にするなよ!!と東京都に言いたいところですが、
お役所仕事は融通が利きませんので、致し方なしか、と・・・。

この辺の詳しい情報は他のブロガーにお任せするとして、
皆があまり気にしていないようだけど、
個人的には気になる点について、みんなのクレジットに問い合わせてみました。

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Q1. 6/20現在の運用状況は確認できますが、その後の状況は更新されないのでしょうか?

A1. 運用状況の更新に関しましては、次回は8月末を予定としております。


Q2. 担保は融資先に応じて共通のようですが、償還が進むにつれて、
(貸付総残高が減るため)保全率は上がっていく、と考えてよろしいでしょうか?

A2. 保全率に関しましては、償還しましたローンファンドにかかっていた保全が、
現在運用中のローンファンドに移りますので、考え方と致しましてはお間違いはございません。


Q3. 融資金の償還は、差し押さえられていない分は先に償還できると思いますが、
何故 裁判外紛争解決手続きによる調停に合意するまで全額償還されないのでしょうか?

A3. 7月30日(日)にメールにてお知らせをさせていただきました通り、
一部の投資家様(23名)が弊社融資先に対して直接的回収行動に入られたため、
融資先における不動産売買決済や融資が一時停止した状態になっております。
それを受け、31日以降に融資先会社とみんなのクレジットの間で
裁判外紛争解決手続き(ADR)を開始いたしました。


Q4. 直接的回収に入った投資家について、規約違反だと思いますが、何らかの法的対応を行う予定はありますか?

A4. 23名の行動によって決済業務に著しい支障を来たし、結果返済にも影響が生じたことにより、
融資先より23名に対して、法的なアクションを実行する段取りを整えている、とのことです。

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Q1は、信憑性はともかく、
6月から更新しないのでは、殆ど意味がありませんので、問い合わせてみました。
7月末は償還されてないので更新しようがないのでしょうけど・・・。

Q2の保全率もどれだけあてになるかは分かりませんが、
実際に担保が取れていれば、
償還が進むに連れて、保全率は高まるようなので、
みんなのクレジットが真面目にやってくれていれば、
少しずつ保全率が高まってきます。
(土地だけの物件が担保になっていた理由が何となく分かりました)

Q3は回答になってないですね・・・。

Q4は直接取立てとか、匿名組合で
そもそもやって大丈夫なのか?ということが気になっており、
逆に訴訟されたりしなければ、次々に取り立てが起こるだろうな、と思って質問してみました。
対応可能かどうかは別として、みんなのクレジットに取り立てするのはまだ理解できますが、
直接融資先に取り立てすることは無理なのでは?
というより、制度を改めない限り、できない、という結論でなければ、
今後のソーシャルレンディング業界にとってはあまりよくない結果(借り手を保護するため、益々匿名性を高める)となりますので、
23名の投資家には悪いですが、すんなりいかない方が業界的には良いと思います。
一方で、業者に問題がある場合に、投資家が対応できる何らかの制度は必要だと思います。

現状は業者に問題がある場合は、何もできませんからね・・・。

話しをまとめられていませんが、
まずは情報共有まで。

みんなのクレジットの償還遅延についてお知らせが入る

みんなのクレジットで、7/28に償還予定だった元本が入金されませんでした。
(配当は入金された)
これまでも、償還日には入金されないことがありましたが、
その日のうちにメールで連絡があり、翌日には入金されてました。

今回は償還日に元本が入金されなかったことに関して、
全くお知らせがないまま7/30を迎えていましたが、
7/30の18時頃、みんなのクレジットから連絡が入りました。

以下の内容です。

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平素は『みんなのクレジット』をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

7月27日に一部の投資家様(23名)が弊社融資先に対して直接的回収行動に入られたため、融資先における不動産売買決済や融資が一時停止し、その結果、現在まで継続してきた弊社への約定通りの弁済を7月28日に実行出来なくなった旨の連絡を受けました。
またこのアクションにより、融資先から弊社に対し裁判外紛争解決手続きによる調停の提起がなされることとなり、そこでの合意が行われるまでの間、融資元金の償還は一時的に停止するとの通達が届きました。
元金償還対象の投資家様におかれましては大変なご迷惑とご心配をお掛け致すこととなり、誠に申し訳ございません。
週明け31日以降、早急にかかる融資先との基本合意を調印し、合意が行われ次第順次元金のマイページへの反映を実行させていただきます。

弊社は、運営するすべてのローンファンドの業務執行組合員であり、融資先企業との様々な交渉は弊社が行うべき立場にあります。
また、3月末の当局から拝受いたしました指導の下、弊社は先般お届けしたご案内の通り、融資先の売上管理や融資管理等全般を把握する体制を整えておりました。
その上で、最大の「投資家保護」は、融資先の健全な成長とそれによる定期的かつ確実な弁済を実行させ、配当や償還を繰り返していくことと考えておりますが、個別投資家のアクションにより、今まで円滑に続いておりました融資先企業のそれが停滞することは、何より他の大多数の投資家様への弁済にもご迷惑をお掛けする事になります。
実際、今回の一部投資家の方々による弊社融資先へのアクションによって融資先の決済等の業務に支障をきたし、結果今回の他数千人の投資家様への償還や配当に極めて多大な悪影響をもたらすこととなりました。このことは、最悪の場合アクションを起こされた方々が逆に法的対応の対象となり得る可能性も不本意ながら生じます。
くれぐれもご留意いただきますようお願い申し上げます。

なお、本件お知らせが遅くなりましたこと、配当は反映されたが元金は未反映、等お問い合わせをいただき、それに対して迅速にお答えすることが叶いませんでしたこと、融資先および法的アクション対象先への事実関係の確認に時間を頂いた為とはいえ、誠に申し訳ございませんでした。
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一部の投資家様が直接的回収行動に入ったので弁済ができなかった、という話です・・・。
しかも、裁判外紛争解決手続きによる調停が行われるため、
それまでの間は融資元金の償還は一時的に停止すると一方的な内容。

これって直接回収行動に入った投資家のせいにして、
元金返さないだけじゃないのか?と。
最悪、(今すぐではないですが)これを理由に倒産にして逃げそうな気もします。

色々と考えることはありますが、
まずは投稿します。

【みんなのクレジット】返済の希望はあるのか!?

昨日22:56に、みんなのクレジットからメールが届いていました。
件名は
【みんなのクレジットからの重要なお知らせ】

特に大きな点は、
1.グループ会社への融資が残高ベースで97.6%
2.6月20日時点で抵当を付したけど、貸出金全体の約17.7%しかできなかった
という点です。
(他は過去の情報とあまり変わらないので、最後の方で掲載します)

2で、17.7%しかないの!?と思ったけど、
元々担保設定するはずでなかった土地に担保設定されたようなので、
この点は評価した方がいいのかな。

そして、ログインすると、融資先のコードと、保全率が載っていました。

(以下は私の運用中ローンです)
mcredit201706_01.png

保全率を見ると絶望的な感じですね。
「甲」とつくのがグループ企業ですので、
私の場合は全てグループ企業になってます。

保全担保も確認でき、以下のようになっていました。

mcredit201706_02.png

親会社だったブルーウォールジャパンのサイトを見ると、
分譲実績のページで、
「販売中物件」と「分業実績」(分譲実績の誤りだと思います)で場所を確認できますが、
保全担保は分譲実績に載っている土地が対象のようです(一部載っていない物もありますが)

販売中物件が売れたら何とかなるのかなぁ、とエクセルで纏めてみたところ・・・。
現在の販売価格ベースで、
総額7億6,868万円~7億8,568万円
という結果でした・・・。
全部売っても返せないし、昨年12月完成した建物すら売れ残ってる状況です。
(最近は完成前に売れることも多いんですけどね)

今月末から危ないんじゃないか?と思ったわけですが、
僅かな希望が産まれました。

株式会社ブルーウォールジャパン、株式会社フォーバルとの資本提携のお知らせ
何と東証1部上場企業の株式会社フォーバルがブルーウォールジャンの増資を引き受けてくれたようです!

フォーバルは、
東証1部ということで、売上高500億円、純利益15.8億円となかなかの利益を上げています。
ただ、期末時点で現金及び預金が60億弱のようですので、
そんなに大きな増資は引き受けてない可能性があります・・・。

若干の延命処置にはなりそうですが、
まだまだ安心できる状況ではないです。

【maneo】債権回収の続報:なかなか難しそうです

maneoから6/16(金)に債権回収に関する報告がありました。

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1.経過

2017年5月23日付ご報告以降の法的手続きの進捗状況は以下のとおりです。

1)債務者所有不動産から得られる賃料に対する差押え

差押え通知が破産管財人に送達され、賃借人から賃貸人である債務者に支払われる
予定であった4~6月分の3ヵ月分の賃料3,222,924円が当社口座に入金されました。
(うち賃借人からの振込手数料1,080円が回収資金から控除されます。)
来月分以降の賃料は当社口座宛てに直接支払われます。

今後、賃料の支払いが正常に行われる限り、先順位担保権者である銀行が賃料債権
の差押えを行う場合を除き、毎月月末に入金される賃料が分配原資に充当されて
いくことになります。

しかしながら、上記回収資金については、破産管財人によって否認され返還請求を
受ける可能性もあるという弁護士の見解があることから、
分配の時期についてはその方向性が定まってから、
具体的なご連絡をさせて頂きたくご理解のほどお願い申し上げます。


2)債務者(個人)の自宅の強制競売

債務者(個人)の破産開始決定については前回ご報告のとおりですが、
もう1名についても破産開始決定が出されたため、当該競売手続きは取り消されることになります。


3)債務者所有不動産の換価処分

1)にあります債務者所有不動産の今後の換価処分の方針について、破産管財人に確認をとりました。
現時点では破産管財人および先順位担保権者である銀行は任意売却による換価を想定しています。
現在不動産仲介会社数社に物件情報を提供し、購入希望者の探索を始めております。


2.今後の対応

賃料の回収を継続して行ってまいります。
並行して債務者所有不動産の売却先(購入希望者)の探索活動に注力致します。


3.今後の状況報告

引き続き、法的手続きの進展や状況変化なども含めてご報告してまいります。
次回は6月30日(金)頃を目途にご報告させていただきます。

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「1)債務者所有不動産から得られる賃料」は少し期待しましたが、
破産管財人に否認される可能性があるということで、
なかなか難しいですね。
破産した時は、特定の人だけに回収されないように、
直前の強制執行などは認められないらしいです。

自宅や所有不動産は、やはり担保設定している銀行が優先なのでしょうか?
それなら、銀行からの負債<不動産の価値 である限り、(恐らく)第二抵当のmaneoにも配分はありそうですが・・・。
あまり期待はできなさそうです。

色々調べてみましたが、破産されたら、打つ手なしのようです。