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ソーシャルレンディング研究誌

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余力がやや回復

ソーシャルレンディングで思い切って投資できる先がほぼなくなり、
完済金を再投資することができず、余力が少しずつ回復しています。

直近ではクラウドリースが残りの案件全て期失となり、
被害は拡大しています・・・。
(借換できずに元本の返済ができないのは仕方ないとして、何で利息の支払いもなくなるんですかね?)

ソーシャルレンディングは流動性リスクがある、ということは理解していましたが、
余裕資金なので問題ない、とリスクとして考えていませんでした。
まさか、一つの案件が期失になると、他の案件まで連鎖するとは考えていませんでした。

maneoマーケットは審査基準を厳しくしているようですが、一気にやり過ぎているのでしょう。
現状では、既存投資家を完全に無視しているように感じてしまいます。
既存投資家を無視して次々に期失を発生させている現状では、
再起後も大金を投資しようとは思えません。

審査基準が厳しくなった割には、maneoで募集される案件は
リスクが高そうな案件だったり(デフォルトしても高リスク案件だから仕方ない、という認識?)
不動産担保評価は未だに業者ヒアリングだったりと・・・
maneoでは審査基準変わってないんじゃないか?と考えてしまいます。
唯一評価できるのは、期失案件の状況を定期的に報告してくれることでしょうか。
投資家としては延滞後の状況も気になりますので。

話しが戻りますが、余力が回復してきたことで、
何に投資するか非常に悩んでいます。
今は投資欲を抑える必要がありますが、なかなか難しい物です。

一先ず、株主優待取得資金に使用してます。
これまではそれなりに利益になる優待のみ取得してましたが、
薄利でも取得しないよりは取得した方がお得な場合は取得することにしました。
以前は絶対に取得しなかったカタログギフト系の優待も、
(資金を増やすことにはならないため)
余力があるときは家族のため、と思って取得するようにしています。

全体的に投資を控える

ソーシャルレンディングで問題が相次ぎ、
株式市場も下落相場入りした可能性があり、
個人的には新規に投資できるものがなくなっています。
(といいつつ、ソーシャルレンディングで少しだけ再投資していますが)

株に関してはある程度売却を進めてましたが、200万円程度は保有したままです。
上昇の期待も僅かにあったため、
全て売却するには至らず、反省しています。
この200万円は、リーマンショック並であれば半値~1/4程度まで減る可能性はありますが、
(運が悪ければ倒産で0相当)
全て売却すると全く株価を見なくなってしまうため、勉強代の意味で残しておきます。

リーマンショック並の下落相場が訪れた場合、
ソーシャルレンディングにも影響するのか?という疑問がありましたが、
maneoのC社案件の延滞を見て、
確実にソーシャルレンディングに影響する
と考えを見直しました。
※だからソーシャルレンディングには投資しない、というわけではありません。この辺はまた後日時間があれば書きます。

maneoのC社案件の延滞は、
不動産会社の不祥事の問題はありますが、
株価下落の前に生じており、
その中でさえ売却できない状況でしたので、
最近の株価下落の影響で尚更不動産市況は冷え込んでいると考えられます。
少なくともmaneoの案件に関しては、
当初の担保評価額より大きく目減りしている可能性が非常に高いです。
(C社の延滞案件は市況の悪化以前の問題だと思いますが)

私がソーシャルレンディングに投資を始めたのは、
株式市場が冷え込んでいる2010年です。
今も冷え込んでいるんだから同じでは?と考えた方もいるかもしれませんが、
リーマンショックが2008年9月で、2010年には大底を行ったり来たりしてました。
もうこれ以上下がらないほど景気が悪化していた、
逆に考えると、黒字経営の企業であれば倒産の可能性が非常に低い、という状況でした。
そんな中で、黒字企業の親会社の保証が付いたローンがmaneoで募集され、
これならいけるだろう、と考えて投資を始めました。

一方で最近の状況は、直近まで絶好調だった不動産担保のローンが多数を占めており、
今後市況が下落傾向に変わった場合、
売却が進まない案件が増えてくるのでは?
と心配しています。

高値からの下落というのは、絶望するほど終わりが見えません。
(私がリーマンショックの際にメインで購入していた株は買値の1/10程度まで下がったこともありました)
市況が悪化する中で、担保価値も下がるであろう不動産担保ローンは、
リスクが高まってしまったと考えた方がよいのではないでしょうか。

では何に投資したらよいか?
正直、私には分からなくなってますので、誰かアドバイス下さい(ぇ
11月までは、当選は難しいけどIPOなら問題ない(初値予想が公募割れの一部銘柄は除く)、と考えてましたが、
12月のソフトバンクをはじめとするIPO市況の崩壊を見て、
IPOについても安泰とは言えなくなってしまいました・・・。

今のところ、少額でドル円の円買いは行いましたが、
キャッシュポジションの確保がメインになっています。
(リーマンショックの際、金ETFの投資を行ってみましたが、円高の影響でそんなに儲からなかったです・・・)
少しずつでも資産を増やせるといいのですが・・・今は休むも相場、でしょうか。

maneoの被弾状況とLTVについて思うこと

既に他のブログでも話題となっていますが、
maneoでも大きな延滞が発生しました。
私は約70万円被弾しました。

(全体的に纏まりのない文章をダラダラと書いてます・・・)

maneo20181105.png

案件名 場所 融資額 不動産評価額 LTV 利回り 私の投資額
【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第3弾】4号(案件1:C社、案件2:AN社) 神奈川県川崎市 2,600万円 2,145万円 82.5% 4.5% 10万円
【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第3弾】3号(案件1:C社、案件2:AN社) 神奈川県海老名市内 4,100万円 3,325万円 81.1% 5.5% 10万円
【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】3号(案件1:C社、案件2:AN社) 愛知県名古屋市 5,700万円 4,627万円 81.2% 5.5% 10万円
【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】2号(案件1:C社、案件2:AN社) 愛知県名古屋 3,500万円 2,843万円 81.2% 5.5% 10万円
【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】3号(案件1:C社、案件2:AN社) 埼玉県春日市 7,800万円 6,270万円 80.4% 5.5% 10万円
【不動産担保付き】1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】102号(案件1:C社、案件2:AN社) 神奈川県川崎市 16億 12億 75% 6.8% 20万


単に最終借り手の事業者CUの返済が滞っているだけなら希望は持てましたが、
C社が不動産の任意売却を行っても元本の全額回収ができないと判断した、ということが告げられていますので、
全額回収の可能性は限りなくゼロとなっています。
(4月に融資して5月には返済が滞る、というのは審査基準緩すぎない?と気になりましたが)

担保はありますので、通常であれば全額毀損とまではいかないはずですが、
最後の1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】102号は、
LTV75%なので大丈夫だろう、と第7順位の案件に投資してしまっていますので、
全額毀損もあり得る状況です。
C社はUBI financeですので、まぁ、大丈夫だろうと安易に考えてしまったこともあります。

これまでが上手く行き過ぎていたので、
延滞がポツポツと出てくるのは仕方がないと考えています。
とはいえ、元本の毀損は極力避けたいですので、
万一の時の担保がどれだけ機能するのか、が非常に重要です。

リーマンショックのような状況であれば不動産評価額が大きく目減りするのは仕方がないと思いますが、
現状では不動産価格に大きな変動が生じるような状況にはなっていませんので、
当初の評価額の査定が甘かったと考えられます。

査定が甘くなってしまった原因として、以下が考えられます。
1. C社はノンリコースローンで借りるため、ほぼノーリスクで借りることができる
2. 投資家に供給する案件を増やすために審査が甘くなった
3. 事業拡大のためにリスク管理が甘くなった

1については、ある案件で延滞やデフォルトが発生しても、
他の案件の担保を売却する必要がないため、
他の案件に影響が及ばないという点はメリットです。
しかし、他の案件で得た収益はそのまま借り手の利益になる一方で、
損失は投資家が被る、という投資家にとっては非常に不利な条件です。
上記も分かった上で投資はしていますが、
実際に延滞が発生し、ノンリコースローンなので返済はしない、ということが当たり前に行われたため、
(5月から10月までの利子の支払いは行いましたが)
少し残念に感じています。
不動産評価額というのは難しいのですが、もう少し実態に合った評価額になって欲しいな、というのが今回の件を通して感じました。

余談ですが、やろうと思えば、
事業者CUが関連会社から市場よりも高値で買い取って
返済を行わずに担保売却を行う(関連会社にお金を回す)、といった手法も使えてしまいますね。

【グリーンインフラレンディング】回収に向けて売却以外の動きがあるのか?

グリーンインフラレンディングについて、
過去にも取り上げましたが、
【第3弾】100億円突破記念ローンファンド
は連帯保証付きの案件です。

参考:【第3弾】100億円突破記念ローンファンド(第1次募集)

連帯保証付きであれば、設備の売却に関わらず、
連帯保証人に請求を行って返済してもらうことが可能だと思いますので、
(また、そうあるべきはずですので)
maneoマーケットに何度か問い合わせを行っておりました。(まともな回答は頂けていませんが・・・)

その際の回答内容について気になる文章がありましたので紹介します。

Q. 【第3弾】100億円突破記念ローンファンド」について、延滞が発生したため、連帯保証人NAに請求を行っていると思いますが、
状況を説明お願いします。
案件の売却とは異なり、回収状況の説明をすることは可能ではないでしょうか?


A.ご満足のいく回答ができておらず大変申し訳ございません。
本件につきましては、回収に向けて、主債務者が資金調達に動いており
状況の進展はございますが、お伝え可能となる事項につきましては、
今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。



資金調達に動いている、ということは、売却以外の方法でも資金調達の可能性があるということでしょうか?
また、状況の進展はあるようなので、少し期待はできるのでしょうか?

一方で、メールの最後には以下のような説明もありました。

グリーンインフラレンディング社及び最終貸付事業者には再三にわたり情報の開示を請求致しております。
最終貸付事業者の売却交渉過程、返済計画につきましても再三にわたり開示請求を致しております。
上記と重複する回答になり大変恐縮ではございますが、
公表すべき事実がございましたら、速やかに公表をさせて頂きます。



実際の状況は分かりませんが、
上記の文章だけ読むと、
maneoマーケットからGILやJCサービスに情報開示を請求しているが、
回答を得られていない、というようにも読み取れてしまいます。
(請求している、という事実だけ投資家に回答可能なので上記の文章になっているのかもしれませんが)

前者の内容では少し期待できそうですが、
後者の内容ではmaneoマーケットとJCサービスの連携に問題がありそうな説明となっており、
不安な内容となっています。


本来のメールの主旨であった連帯保証についての回答はなかったため、
連帯保証人に対して請求は行っていないものと思います。
売却の見込みがあるから請求していないのかもしれませんが、
案件に連帯保証と記載がある限り、
延滞が確定した時点で(期失となった時点で)、
連帯保証人への請求も行うのが筋ではないでしょうか。

※尚、残念ながら?連帯保証人付きの案件への私の投資額はあまり高くありませんので、この案件だけ回収できてもあまり喜べません・・・。

延滞の被弾状況

みんなのクレジット、ラッキーバンク、グリーンインフラレンディングに続き、
ガイアファンディング、キャッシュフローファイナンスでも延滞が発生しました。

みんなのクレジットは別次元の問題ですが、
金融庁の監査が起因で借り換えが難しくなり、
次々に延滞が発生してしまっています。

今から振り返ると、みんなのクレジットの件があったときから、
こうなることを想定しておくべきだったのかもしれません。

ソーシャルレンディングの借り手は、
銀行から借りられない企業(開業して間もないなど)や、
すぐに資金調達が必要な企業(銀行の融資は時間がかかるため)です。
金融庁という厳格な組織から見れば、
そんな企業に投資家から資金を集めて融資するというのは
許容できないことなのかもしれません。

それでは、被弾状況を。

1. グリーンインフラレンディング


延滞額:26,050,000円

gil20181007.png

金融庁の監査がなければ、もう少し売却は上手く進んでいたのでは?と思いますが・・・。
この金額がデフォルトすることを許容できるほどの人間ではないです。
上手く売却できるといいですが・・・(様々なブロガーの情報を読むと、厳しい状況を伝えるものもありますね)
2019年から少し投資額を減らし、2020年には利益だけで運用を、と考えてましたが、
金融庁の監査でやられるのは想定外でした。

2. みんなのクレジット


被害額:2,514,233円

mcredit20181007.png

債権譲渡が完了したため、どうやっても返ってこないのでしょう。
みんなのクレジットも投資額を減らそうとしていた矢先に、金融庁の監査でやられてます・・・。
ここは金融庁の監査が入らなければ、他の投資家含めた被害額はもっと増えていたので
早めに監査が入ってよかったのかもしれません。
気になるのは、元本の返済ができなくなった時期に訴訟した人たちには、
仮(?)差し押さえしてますので、勝訴すれば計数億円程度戻ってくることでしょうか。
個人的には差し押さえがなければ被害額はもっと抑えられたんですけどね・・・。
今後、何か起これば早く差し押さえした者勝ちになってしまいそうです。

3. キャッシュフローファイナンス


投資額:4,850,000円(延滞額:0円)

cf20181007.png


幸い、現在延滞しているファンドには投資していませんが、
借り換えが難しくなっている状況のようですので、
元々借り換えを想定しているキャッシュフローファイナンスの案件は、
非常に危険な状況です。
※現在延滞しているファンドは、初期の募集では投資してました
今回延滞しているテクノロジーファンド、ECOファンドはどちらも新事業でリスクは高い案件です。
CFFは回収できる可能性が高いと考えているようですので、
無事に回収できることを祈ります。

4. ガイアファンディング


投資額:130,000円(延滞額:0円)

gaia20181007.png

こちらは米国不動産のバブル崩壊を懸念して、
投資額を控えていたことが幸いし、延滞した案件は投資した案件ではありませんでした。
ガイアファンディングの説明を読む限り、
契約が締結済みで頭金の入金もあるということですので、
(突然リーマンショックのようなことにならなければ)返ってきますね。
以前だったら借り換えで対応できていたはずですが、
GILの件で借り換えができなかったのでしょう・・・。

5. ラッキーバンク


投資額:0円

上手く回避したわけではなく、
人気ですぐに成立してしまい、投資ができなかったので救われました。
元々LTV90%超で元本毀損リスクも高い案件でしたので、
問題が起こって担保を売却して損失が出ても、ある程度仕方がないと思います。
中にはコンバージョンを行う案件もあり、この場合は実際の売却額は当初評価額よりさらに低くなると思います。

総括


延滞、デフォルトを合わせると
28,564,233円です。
(別途、クラウドクレジットのカメルーン案件もありますね^^;)

maneoファミリーの延滞が次々に起こっているのは、
maneoマーケットの審査が厳しくなったと考えることはできます。
しかし、CFFでは、GILの問題が起こった後に募集した案件で、
運用期間2カ月の案件ですら延滞が起こっていますので、
今maneoファミリーで募集している案件は審査が厳格になったから安全だ、
と考えるのはやめておいた方がよいでしょう。

私はソーシャルレンディングへの投資は今後も継続しますが、
投資額は抑え、
しばらくは担保がしっかりあるか、
LCレンディングのように上場企業の保証がある案件中心に投資する予定です。
今後何十年と投資することを考えれば、
1,2年程度様子見しても、損失を拡大させないことを優先した方がよい、という判断です。